不動産投資の初心者は注意!不動産投資詐欺を見極めるポイント

2020年9月30日

不動産投資の初心者の方が不動産投資詐欺を見極めるポイントを挙げると次のとおりです。

  1. いいところしかない
  2. 利回りが高い
  3. 「今しかありませんよ」と催促
  4. 購入資金が低利で用意
  5. 営業の態度に違和感

1.いいところしかない

不動産投資詐欺として一番怪しいwwwと思うのがコレです。

不動産は人間と一緒で同じものは2つとありません。
隣り合った二つ住戸であっても、眺めや間取りは微妙に違うのです。

そして、人間にはそれぞれ長所と短所があります。
不動産も一緒です。長所だけの物件はありません。
大小は別にして、必ず「善し悪し」はあります。

もし目当ての不動産が長所しかないのなら疑ってみるべきです。
プロでないと見分けることができない欠点が隠れているかもしれないです。

2.利回りが異常に高い

上記に劣らずコレも不動産投資詐欺を見極めるポイントになります。

ヒトケタ台の利回りならまだしも、10%を超える利回りが「単年度」で出てくる・・・
「おぉ!ヽ〔゚Д゚〕丿スゴイ」と、これにトキめいてはいけません。

通常、世界中どこの国でも開発を伴うと利回りは高くなります。
開発とは自分で土地を仕入れて建物を建て、それを売却するというものですが、当然「時間」がかかります。
時間がかかるということは、不測の事態が起きる可能性(リスク)が生じやすくなります。

つまり、利回りが高いということはそれだけリスクも高いということです。
どんなリスクがあるのか、一つ一つチェックしてみるべきです。

3.「今しかありませんよ」と催促

この物件はイイな♪というのがあって営業担当から「明日にはなくなってしまうかもしれません」と言われたとしましょう。
そして翌日、その物件があるかどうかを聞いてみたところ相手がこう言ったとします。

「この物件に興味がある人が出てきました。その人が購入するかもしれません。契約は今しかありませんよ!」


確かに、条件が良い物件は翌日になくなっている(売却されている)ことが多いです。
しかし、その投資案件によっぽど惹かれてるのであれば、少しお金を払ってでも信頼できる専門家に資料を見てもらって、販売する側は不動産投資詐欺ではないか?という信憑性を確かめてみてもいいかもしれません。

不動産の投資額が大きいので、イイな♪と思う物件があったとしても、その日に契約などせず一晩アタマを冷やすようにすることをオススメします。

タイミングの問題でもあるのですが、最初の2つや3つは見送るくらいの心構えがいいです。

4.購入資金が低利で用意

どうもおいしい話みたいだから乗ってみたい。
でも手元のお金がないw

「そんなときにはここからお金を借りることができますよ。」とアドバイスされることがあります。
これはほぼ拒絶した方がいいです。

とにかく買わせなければいけない、という業者の魂胆がミエミエです。

5.営業の態度に違和感

人間は心で思っている事と自分の行動が180度違っていると態度に出てきます。

  • 正面から相手を見れない
  • 声が小さい
  • 目が泳いでいる

人の体は正直なのです。
こんなだましをやっていていいんだろうか?
そう思うと、その罪悪感や不安は態度に出てきます。

また、業者のホームページには社長の写真が掲載されているものです。
この社長の写真から「傲慢さ」「気の強さ」「自惚れ」感が読み取れて、この人イヤだなwと思ったらその会社とはかかわらない方がいいです。