ワンルームマンション投資を行うにあたってリノベーションは必要か?

2020年9月27日

リノベーションとは、リフォームに比べて大規模な建物改修を行って住まいの性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることをいいます。
例えば、「間仕切りを広くする」「キッチンをより現代的で機能性の高いものに変更する」といった工事により、これから住む人の暮らしに合わせて住まいを「つくり変える」ことを指す言葉です。

そして、不動産投資の初心者がワンルームマンション投資を行うにあたって、このリノベーションは可能ならばやっておいた方が不動産投資は成功しやすいでしょうね。

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ワンルームマンション投資を行うにあたって、リスクを抑えてリターンを最大化するために最低抑えておくべき2つのポイントは「東京の好立地に位置すること」と「中古」であることです。
参照:「不動産投資の初心者に向いているワンルーム投資について2つのポイント」

立地条件というのは「動かせないもの」「自ら変更することができないもの」です。
逆に言えば、不動産投資に好都合な立地を抑えれば、それだけで「プレミアム価値」を得ることになり、その不動産投資は成功と言えるでしょう。


一方、建物自体のことについては「手を加える」ことができます。
つまり、投資対象の物件に対して需要者(賃借人)に好都合な機能性を付加することにより需要者の満足度を上げられ、より高い収入(賃料)を得ることができます。

中古物件であるならば、付帯の設備は時代遅れの型落ちかもしれません。
もちろん、その型落ちの状態でも需要者である賃借人が満足すれば問題はないでしょう。

しかし、決して安くはない家賃を払ってより高い「住まいの満足度」を得たい賃借人にとっては、型落ちした状態よりも現代的で機能性に富んだ状態の住まいを望みます。

仮に、型落ちした状態を好む賃借人が物件に家賃を支払って住んでくれたとしても、その人が退去した後、同じように型落ちした物件が好みという人が再び入居してくれる可能性はすごく低いです。

むしろ空室リスクが高まるでしょう。

 

当然ながらリノベーションはお金がかかりますし、初期投資額は膨らみます。

しかしながら、安定した不動産投資を目指すなら、そしてより高い金額で売却する出口戦略を考えるならば、ワンルームマンションも含めた不動産投資を行うにあたっては、リノベーションを実行した方がいいですね。

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